(一社)社会人基礎力協議会
代表理事 村山貞幸
(多摩大学 教授)

 「社会人基礎力」は、2018年に「人生100年時代の社会人基礎力」として新たなスタートを切りました。第四次産業革命の下、2006年に発表された「社会人基礎力」はその重要性を増していますが、「人生100年時代」ならではの切り口として3つの視点(何を学ぶか、どのように学ぶか、どう活躍するか)が加えられました。 「人生100年時代の社会人基礎力」は、「これまで以上に長くなる個人の企業・組織・社会との関わりの中で、ライフステージの各段階で活躍し続けるために求められる力」と定義されます。「社会人基礎力」の3能力/12能力要素を内容としつつ、自らキャリアを切り開いていく上で、自己を認識してリフレクション(振り返り)を行いながら、目的、学び、統合のバランスを図ることが、必要とされます。
本協議会は、「人生100年時代の社会人基礎力」を研究、普及することを目的に、経済産業省と強く連携し、産官学の協働でさまざまな活動を推進します。調査・研究、関連情報の発信、「社会人基礎力育成グランプリ」や各種研究会の開催など幅広い活動を、あらゆるライフステージの方々や各種組織に向けて実施していきます。 今後の活動に是非ご期待ください。